2023/07/06 15:31
発売7周年(2022年4月)に立ち上げたhibiと日本各地の志ある作り手が、共に伝統をアップデートしてゆくコラボレーションプロジェクトSOWの第二弾プロダクトです。丹波焼らしい伝統の色合いと表現技法を残し、日常に溶け込みやすいフォルムに仕上げました。陶器ならではの一点一様の表情もお楽しみいただけます。職人による手づくりのため、継続してお届けしていくために、月販数量を決めてお届けしております。
■丹波焼
850年続く丹波焼。丹波立杭焼(たんばたちくいやき)とも呼ばれ、兵庫県篠山市今田地区 付近で中世から続いている陶器の総称です。 瀬戸、常滑、信楽、越前、備前と共に日本六古窯の一つです。
平安時代からその伝統 は現在まで一度も途切れることなく続いています。
丹波焼では、それぞれの窯元が土作りから焼成まで一貫して行なっています。歴史や伝統を大切にしながらも、その自然豊かな風土からか自由な表現によって作られる焼き物が多くみられます。
また作家さんの多くは、全国各地の窯元での修行を経て戻り作陶している点も特徴です。そのため、さまざまな技法を活用した多種多様なデザインの器を生み出しています。
丹波焼は、素朴で味わいのある焼き物。
比較的重みを感じる器が多く、色や形などに決まりはありません。そして、落ち着いた雰囲気の中にも存在感があります。陶土は、三田市で採れる四辻粘土と、篠山口駅周辺で採れる弁天黒土を採土・精製して使っています。
■窯元について
丹波焼源右衛門窯 作家:市野太郎
伝統を大切に守り続ける父と、伝統を守りながらも新しい作風に挑戦する息子、親子二代で焼物を作っています。